一貫生産による短納期立上げを実現する
金型の設計・製作から、順送プレス加工、後タップ加工まで自社で行う一貫生産により、自動車などの量産部品を安定した品質で短期間に立ち上げます。
ウチダ製作所のプレス技術の特徴
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金型の設計・製作
金型は自社で設計・製作します。25年の経験を活かし、スプリングバック、割れ、シワなどを配慮した金型設計と、長期間安定した品質が維持できる材質、構造を採用しています。
また保守性を考慮して摩耗しやすい部品を交換式しています。保守を社内で行う為に保守費用が低く、品質を安定させるために頻繁に保守を行っています。
社内にマシニングセンタ、旋盤、ワイヤーカット放電加工機、平面研削盤、成形研削盤などを設備し、金型の部品加工、組立・調整まで社内で行います。
これによりトライプレスから、金型修正、再トライまでの時間を短くでき、短期間での量産立上げを実現します。
CAE(Computer Added Engineering)
当社で使用するプレス成形CAE「ASU/P-form」は、理化学研究所の多年の研究による「静的陽解法」を採用し、多くのノウハウを織り込んだ高精度解析シミュレーションソフトウェアです。
「ASU/P-form」を用いて金型設計前にプレス加工のシミュレーションを行い、スプリングバックや絞り性などを定量的に予測します。その結果から誤差を補正した金型を設計することで、トライプレス後の金型修正を最小にし、短期立上げを実現しています。
サーボプレスによる順送プレス加工
クランクプレス、リンクプレスではできない様々なプレス加工動作(モーション)により、ハイテン鋼などの難加工材への対応、工程数の削減、破断面の仕上げ精度向上、SPMの向上を実現します。
高い生産性と高品質を実現する専用機によるタップ加工
当社では、ハイテン鋼など難加工材も確実にタップ加工するために、専用機を用いて別工程でタップ加工します。
専用機にて自動で加工するため、別工程によるコストアップを最小に抑えます。
当社の専用機は、タップ加工後にセンサーにて全数検査します。
タップ加工を別工程で行うことで、プレス機は最適なSPMを実現します。